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★以下のマニュアルは、日本エフ・セキュアさんに著作権があります。
■F-PROT
for DOS操作方法
F-PROTは、メニューモード とコマンドラインモード があります。
1.メニューモードでのF-PROTの起動
1)WindowsのMS-DOS(コマンド)プロンプトを起動します。
2)コマンドプロンプトからF-PROTを保存したフォルダーにCDコマンドを使用して移動します。
次ににF-PROTと入力し[Enter]キーを押します。
3)F-PROTのメニュー画面が表示されます。
4)スキャンオプションの設定
F-PROT for
DOSのメニューが表示されます。
このプログラムは、キーボードを使用できます。メニューやプロパティタブを有効にするに
は、キーボードを使用して、オプション間を移動できます。移動するには、Tab、矢印キーを押します。
ダイアログボックスでオプションを選択するには、スペースキーを押します。
[スキャン]
メニュー
メインメニューの[スキャン]
を選択すると、以下の設定が表示されます。
[開始]
[スキャン] ハードディスク
フロッピーディス*
ネットワーク*
CD-ROM*
<ユーザ定義>
*:実装されている場合のみ
[アクション]
レポートのみ
駆除(確認)
駆除(自動)
削除(確認)
削除(自動)
ファイル名を変更(確認)
ファイル名を変更(自動)
[ファイル]
実行ファイル
<ユーザ定義>
全てのファイル
5)スキャンの開始
オプションを選択したら、[スキャン] メニューの[開始]
を選択してスキャンを開始します。
画面のウィンドウに、スキャンが終了したファイルの名前が表示されます。Esc
キーを押せば、いつで
もスキャンを中止できます。
スキャンが終了すると、結果の要約が表示されます。ウィルスや感染の疑いがあるプログラムが検出さ
れた場合は、Enter
キーを押してレポートを表示します。
6)いろいろな設定1・スキャン
スキャン
[スキャン]
コマンドは、ウィルスを検索するドライブとディレクトリの選択に使用します。
コマンドオプションは以下のとおりです。
[ハードディスク]
内臓ハードディスクのすべてのパーティションをスキャンします。
[フロッピーディス]フロッピーディスクをスキャンします。*
[ネットワーク]ネットワークドライブをスキャンします。*
[CD-ROM」CD-ROMをスキャンします。*
[<ユーザ定義>]
ユーザーが指定したドライブ、ディレクトリ、ファイルをスキャン
します。ディレクトリを選択した場合、そのサブディレクトリもす
べてスキャンします。Esc
キーを押すと、デフォルトの検索パス
*.*が適用されます。
*:実装されている場合のみ
アクション
[アクション]
コマンドは、ウィルスが検出された場合に感染ファイルに対して実行する処理を選択する
のに使用します。コマンドオプションは以下のとおりです。
[レポートのみ]
デフォルトの処理です。感染ファイルの名前を一覧表示します。
[駆除(確認)]
感染ファイルを駆除する前に、確認のダイアログが表示されます。
ウィルスを駆除できない場合、ファイルは削除されます。ファイル
を削除する前に、確認が要求されます。
[駆除(自動)]
確認なしでファイルが駆除されます。
[削除(確認)]
ファイルは数回上書きされてから削除されます。ファイルを削除す
る前に、確認が要求されます。
[削除(自動)]
確認なしでファイルが削除されます。
[ファイル名を変更(確認)]
感染ファイルのファイル名を変更する前に、確認のダイアログが表示されます。
[ファイル名を変更(自動)]
確認なしでファイル名が変更されます。
ファイル
[ファイル] コマンドは、F-Secure
アンチウィルスがスキャンするファイルの種類の選択に使用されます。
コマンドオプションは以下のとおりです。
[実行ファイル]
標準的な実行可能ファイルの拡張子とドキュメントの拡張子を持つ
ファイルをスキャンします(.com、.exe、.sys、.doc、.dot、.xls
など)。
これはデフォルトのオプションです。通常のスキャンではこの
オプションをお勧めします。
[<ユーザ定義>]
すべてのファイルをスキャンします。Word およびExcel
の拡張子
が付いたファイル以外のすべてのファイルをチェックします。
.doc、.dot、.xl?
以外のファイル拡張子を使用している場合にかぎり有効です。
[全てのファイル]
すべてのファイルをスキャンします。感染の可能性がないファイルもスキャン
するため時間がかかるので、お勧めしません。
7)いろいろな設定2・[設定] メニュー
[設定]
メニューでは、プログラムの動作を変更できます。オプションを反転表示してスペースキーを
押すと、オプションを切り替えることができます。
コマンドオプションは以下のとおりです。
[圧縮ファイル内部をスキャン]
ZIP ファイルやARJ ファイルをスキャンします。
[自己解凍ファイルをスキャン] ランタイム圧縮ユーティリティ(DIET、PKLITE など)
を使
用して圧縮された実行可能ファイルをスキャンしてウィル
スを検索します。
[通常システムスキャン] 通常システムで検出されるウィルスや問題を引き起こす
コードをスキャンします(特殊なウィルスコレクションは
検索しません)。このオプションが[ウィルスコレクション
をスキャン]
になっている場合、ブートセクタウィルスや
通常のシステムでは検出されない、似たようなウィルスも
検索します。
[感染ファイルのみをリストアップ]
スキャンで見つかった感染ファイルだけを表示します。
[ウィルス発見時、ビープ音を出します]
ウィルスが検出されると警告音を発します。
[ヒューリスティックを使用する。] ヒューリスティック(パターン認識)
解析を使用します。
ヒューリスティック解析では、規則に基づいて不審なコー
ドを検出し、新種ウィルスから保護します。F-Secure ア
ンチウィルスで使用されるヒューリスティックアルゴリズ
ムは未知の新種ウィルスを検出しますが、不要なエラー警
告を表示する場合もあります。
8)いろいろな設定3・[情報] メニュー
[情報]
メニューでは、プログラムについての詳細情報が表示されます。
9)F-Secure アンチウィルスDOS 版の終了
F-Secure
アンチウィルスを終了するには、メインメニューに戻るまで繰り返しesc キーを押します。
メインメニューから、[終了]
を選択します。
オプション設定を変更した場合、新しい設定を保存する場合はY
キーを押します。保存しない場合はN
キーを押して終了します。
2.パターンファイルの更新
毎日出現する新種ウィルスを駆除するため、最新のアンチウィルスデータベースをF-Secure
アンチウィルス
DOS 版のディレクトリにコピーします。最新ののパターンファイルは、下記からダウンロードできます。
http://www.f-secure.co.jp/
3.コマンドラインモードでのF-PROT for
DOSの使用方法
F-PROT.EXEをオプション付き、例えば/HARDを指定した場合やドライブ名、パスを指定した
場合は、コマンドラインモードで起動されます。
コマンドラインの文法:
F-PROT [ドライブ名、ファイル名又はディレクトリ名]
[オプション]
コマンドラインのオプション一覧:
/APPEND
既存のレポートファイルにレポートを追加。(/REPORTオプションと同時に使用)
/ARCHIVE
圧縮ファイル(ZIP,ARJ)の内部をスキャン。LHA、RAR及び自己解凍形式は、今後サポート予定。
/AUTO
/DISINF,
/DELETE及び/RENAMEオプションと同時に使用することで、処置前の確認を省略。
/BEEP
ウイルス発見時にビープ音を鳴らす。ウイルスコレクションをスキャンする場合は、指定しないでください。
/COLLECT
ウイルスコレクションをスキャンする場合で、ブートセクタのイメージなどがコレクションファイルに含まれる
ウイルスのイメージを検出したい場合に指定。
/DELETE
感染ファイルを削除。
/DISINF
駆除可能な場合にウイルスを駆除。以下の組み合わせで指定可能。
/DISINF /DELETE
駆除可能な場合は、駆除。ウイルスを駆除できない場合は、削除。
/DISINF
/RENAME
駆除可能な場合は、駆除。ウイルスを駆除できない場合は、COM/EXEのファイル名をVOM/VXEに変更。
/DISINF /RENAME /DELETE
駆除可能な場合は、駆除。ウイルスを駆除できない場合は、COM/EXEの
ファイル名をVOM/VXEに変更。名前の変更に失敗した場合は、削除。
/DUMB
全てのファイルをスキャン。このオプションは、通常は、使用する必要はありません。
指定すると、スキャン速度が著しくて低下します。下記に示す条件の場合に使用します。
ウイルスコレクションをスキャンする場合でファイルがスキャン対象でない
拡張子(例えばVOM等)をスキャンしたい場合。
希なケースで"Frodo"の様なウイルスがデータファイルに感染した場合、
検知駆除を行うためにこのオプションが必要です。
/FREEZE
ウイルスを発見した場合、プログラムを停止する。
/HARD
全てのハードディスクをスキャン。
/HELP
コマンドラインオプションを表示。
/INTER
ドライブ名やパス名を指定した場合でも対話モードで起動。
/LIST
スキャン済ファイルの一覧を作成。
/LOADDEF
定義ファイルをメモリにロード。
/NOBOOT
ブートセクタをスキャンしない。
/NOBREAK
[ESC]キー[Ctrl+C]によるスキャンの中止を禁止。
/NOFILE
ファイルをスキャンしない。ブートセクタウイルスの検知駆除を行う場合
ファイルをスキャンしないので時間の節約になる。
/NOFLOPPY
マシンにFDが接続されていない場合にしてする。
/NOHEUR
ヒューリスティックスキャンを無効にする。デフォルトは、有効。
/NOMEM
メモリーをスキャンしない。通常は、指定しないでください。
/NOSUB
サブディレクトリをスキャンしない。
/PACKED
自己解凍ファイル(例:PKLITE)の内部を伸張プログラムのエミュレーションで
スキャンする。スキャン速度が著しく低下すっるので新しいプログラムの
インストール前などに限定して使用してください。
/PAGE
1ページ表示毎に停止。(コマンドラインモードでのみ有効)
/REMOVEALL
全てのマクロを文書ファイルから削除する。マクロを使用していない文書に
新しいウイルスが感染した場合に有用です。
/REMOVENEW
新しいマクロウイルスの変種を検知した場合、対象ファイルからマクロを全て除去する。
/RENAME
ウイルスに感染しているCOM/EXEファイル名(拡張子)をVOM/VXEに変更する。
既に同一ファイル名が存在する場合は、VVVを替わりに使用する。
/REPORT=ファイル名
画面表示を指定したファイルに書き出す。
/SAFEREMOVE
既知のマクロウイルスを検知した場合、文書内の全てのマクロを削除。
/SILENT
画面表示をしない。(コマンドラインモードでのみ有効)
/TYPE
F-PROTの規定値では、MS-Word及びMS-Excelのファイル拡張子は、
DO?及びXL?になっています。これ以外の拡張子を使用している場合は、
このオプションを指定してください。全てのファイルに対しWord/Excel
ファイルかを検査してスキャンします。
/VIRLIST
対応しているウイルスの一覧を駆除可能などうかも含めて表示する。
/VIRNO
対応しているウイルスの数を表示する。
/WRAP
レポートファイルの文字列を78文字で改行する。
コマンドライン例:
-フロッピーディスクをスキャンする場合
F-PROT A:
-自動駆除を使用して複数のフロッピーディスクをスキャンする場合
F-PROT A: /multi /auto
/disinf
-ドライブC: に安全なスキャンを実行し、スキャン済みファイルのリストをList.txt に出力する場合
F-PROT c: /list /report=list.txt
-ドライブD: およびE: をスキャンする場合
F-PROT
D: E:
-C: ドライブのルートディレクトリだけをスキャンする場合
F-PROT c:\
/nosub
F-Secure アンチウィルスのスキャンをコマンドラインから開始した場合は、/NOBREAK
パラメータが
使用されていないかぎり、Esc
キーを押してスキャンを中止できます。
終了コード:
このプログラムが使用している終了コード一覧。
バッチプログラムの"ERRORLEVEL"コマンドで確認できます。
0
- 通常終了。ウイルス感染無し。
1 - 異常終了・復旧不可能なエラー。以下の可能性があります。
プログラムの内部エラー。
DOSバージョン3.0以前を使用。
JAPAN.TX0、SIGN.DEF及びMACRO.DEFが壊れているか存在しない。
2
- 自己テスト異常。プログラムが改変されています。
3 - ブート又は、ファイルウイルス発見。
4 -
メモリー上にウイルス発見。
5 - [Ctrl+C]又は[ESC]キーによる中断。
6 -
ウイルスを駆除。このコードは、1ファイルのみスキャンしたときに
意味を持ちます。
7 -
プログラムを実行するためのメモリーが不足。
8 - 少なくとも1つの感染の疑いを発見。
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